妊婦検診

妊婦さんの歯科検診の重要性

妊娠しているときは、つわりできちんと歯が磨けなかったり、ホルモンバランスの変動によって歯肉の腫れや虫歯などのトラブルが起きやすくなります。妊娠中に、虫歯の原因菌や歯周病原菌がお口から体内に入り込んでしまうと、妊娠37週未満で出産してしまう早産や、新生児の体重が2,500gに満たない低体重児出産を引き起こす可能性があるといわれています。

妊婦さんが受けられる歯科検診と治療

妊婦さんは無料で歯科検診を受けられます。つわりの時期が過ぎて、安定期に入ってから歯科検診を受けるのが望ましいです。また、お腹が大きくなればなるほど姿勢を保つのがつらくなるので、妊娠後期に入る前に、早めにすませておくのがおすすめです。もし治療が必要になった場合、妊娠5か月頃を過ぎて安定期に入ったら、通常の治療を受けることができます。当クリニックでは、あらためて予約をお取りいただいて治療をおこないます。

妊娠中の治療で心配なこと

レントゲン

歯医者さんで使用しているレントゲンは放射線量が微量で、口全体を写す場合でも1回につき約0.04ミリシーベルトほどです。1年間で人間が自然に浴びている放射線量は2.4ミリシーベルトほどで、胎児に影響を及ぼす放射線量は50~100ミリシーベルトといわれていますので、ほとんど心配しなくてもよい数値です。また、レントゲン撮影する際には防護エプロンも着用します。防護エプロンを着れば、被ばく量はほぼゼロになります。

麻酔

一般の歯科治療で使用する麻酔はごく少量です。赤ちゃんや母体への影響を心配するほどのものではありませんので、痛みに耐えて治療を受けるよりも麻酔をしましょう。

鎮痛剤・抗生物質

100%問題のない薬剤というのは存在しませんが、妊婦さんには影響の少ない鎮痛剤・抗生物質を処方しています。必要に応じて、かかりつけの産婦人科医に相談することも大切です。